ウェディング業界のお仕事

ブライダル業界の面接対策|面接ではこんなところを見られている!

ブライダルプランナーやブライダルプロデューサーといった、ブライダル業界の人気職種は、その人気の高さゆえに就職試験も競争率が高くなります。就職試験をパスして念願の職業に就くには、面接対策などの試験対策も大切です。 ブライダル業界は特にお客様との接し方などに一流の身のこなしが求められるため、就職試験の中でも面接試験の占める割合が高いと言われています。それほどまでに重要な面接試験をクリアするために必要な知識、対策をまとめました。

ブライダル業界に就職するには、何よりも即戦力となるスキルとホスピタリティを身に付けることが大切です。

職業への理解

ブライダル業界

ブライダル業界の仕事についてどこまで理解しているのかは、ほぼ確実に出される質問です。なぜなら、憧れの職業に就いたものの「思っていたのと違う」という理由で辞める人も少なくないからです。これは面接試験での受け答えを見るというより、本当にその人はこの仕事に対して正しい理解をしているのかどうかを確認していると考えた方が正確かも知れません。

職業に対する理解は、学校でも学ぶことができます。特に大阪ホテル・観光&ウェディング専門学校のブライダルワールドで 2 年間学んだ人であれば、職業に対する理解は十分すぎるほどあると思います。その上でブライダル業界を目指したいこと、そしてブライダル業界で何をしたいのかという点をアピールするのが、理想的な面接対策です。

臨機応変な対応力

ブライダル業界

ブライダル業界だからと言って、面接試験で特別な質問が出てくる可能性はそれほど高くありません。あったとしても、想定外の質問は他の応募者も戸惑っているはずなので、そこで差がつくという心配はあまり必要ないと思います。

仮に想定外の質問が出されたとしたら、それは応募者の臨機応変な対応力を見ていると考えるべきです。ブライダルの仕事はどれだけしっかりと段取りをしていても、予想外、想定外のことが付き物です。そんな時にどう対処できる人なのかを知りたいと考えるのは、決して不思議なことではありません。

ひとつ重要なことを押さえておきたいのは、面接試験の目的です。これはブライダル業界に限ったことではありませんが、面接官が知りたいのは応募者の能力や「どんな人なのか」というパーソナリティです。ここでいう能力は面接試験を突破する能力ではなく、実際に働き始めてから発揮される能力のことです。面接試験をクリアすることばかりに関心を奪われてしまうと小手先のテクニックに頼りがちなりますが、あくまでも面接は自分をしっかりと伝える、アピールする場であることを押さえておきましょう。

ここで「しっかりと伝える」と述べましたが、これはブライダル業界の就職試験で最も大切なことなので、続いてこの点についても解説しましょう。

プレゼン能力、コミュニケーション能力

プレゼン(=プレゼンテーション)能力や、コミュニケーション能力がブライダル業界の仕事にとても重要であることは、誰しも想像がつくと思います。

ブライダルプランナーが立てた結婚式の企画や段取りを正確かつ魅力的に伝えるには、プレゼン能力が欠かせません。そして、お客様や関係者からの要望をしっかりと聞き取り、それに対して的外れではない答えを返すためのコミュニケーション能力も必要です。

面接試験はこうした能力を評価するのに絶好の機会なので、ブライダル業界の面接ではこうした能力が細かくチェックされていると思って臨みましょう。

こうした能力は、努力で磨くことができます。大阪ホテル・観光&ウェディング専門学校のブライダルワールドでも、こうした能力の育成には力を入れています。小手先のテクニックで面接官からの評価を高くすることは難しい能力なので、しっかりとこうした能力を鍛えてその成果を面接試験で発揮してください。自信を持てるほどのレベルに達しているのであれば、リラックスして臨むことができるはずです。

服装、身だしなみ、立ち振る舞いは超重要!

ホテルや結婚式場、ブライダルプロデュース会社など、ブライダル関連業界で働く人の姿を見ていると、パリッとした服装で身だしなみもバッチリ、歩く姿や話す姿など立ち振る舞いもプロの領域であることが分かります。こうした業界では一流のおもてなしが商品でもあるので、実際に働くようになった時にプロとしての服装や身だしなみ、立ち振る舞いができるかどうかも面接官にとって大きな関心事です。

面接試験なのである程度は身ぎれいにして行くわけですが、服装や髪型を整えただけでは隠し切れないものがあります。それが立ち振る舞いや話し方など、その人から出る雰囲気です。高級ホテルで働くホテリエの立ち振る舞いを見ているとまさにそのお手本ですが、ブライダル業界で働くにはこうした振る舞いができるかどうかが合否を分けます。

もちろん就職してからしっかりと研修を受けるわけですが、面接試験の段階でかなりのレベルに達している人が有利になるのは言うまでもありません。当校のブライダルワールドでもしっかりとレクチャーしているので、学生のうちから身につけておきたいスキルです。