株式会社グラテック様 グランドハンドリングで内定！
エアライン科 グランドハンドリングコース 山中さん
内定おめでとうございます！
Q: 内定をいただいた企業様ではどんな業務をするのですか？
—-ありがとうございます。
株式会社グラテック様でグランドハンドリング業務を担当します。勤務地は羽田空港でJAL国内線の手荷物を取り扱う業務になります。
Q: グランドハンドリングのお仕事について教えていただけますか？
—-地上支援業務で、飛行機が止まっている駐機場を中心に行います。
例えば、着陸する飛行機を案内して止めるお仕事、着陸後のお客様の手荷物やお客様のお荷物だけでなく郵便など貨物の積み下ろし業務もあります。危険物や動物も運びます。
お客様が連れていらっしゃるペットは、お客様からお預かりする手荷物と同じように貨物室に入れます。馬などの大きな動物は、客席を全て取り払った貨物専用機に入れて運びます。
あとは、飛行機はバックできないので頭の部分を押し出して、飛行機が自操できるところまで持っていくお仕事もあります。
離陸時、お客様に「いってらっしゃ～い」と手をふってお見送りするのもグランドハンドリングのお仕事です。
Q: キャビンアテンダントやグランドスタッフにあこがれる女性が多いと思いますが、山中さんがグランドハンドリングのお仕事を目指したいと思ったきっかけは？
—-進路で悩んでいるときに、修学旅行で飛行機が印象に残っていたことを家族に話すと、一緒に空港に見に行ってくれました。その時展望台から見えたスタッフさんがとてもかっこよく、あの仕事は一体何だろう？すごくかっこいい！！と思い、調べてグランドハンドリングのお仕事を知り、目指すようになりました。
Q: 就職活動で努力したことなどエピソードを教えてください。
—-一番辛かったのは自己分析です。今までの人生をすごく振り返らなければならず、いい思い出もそうでないことも思い出して、そこから自分がどうつながっているのかというのも考えなくちゃいけないので、それがつらかったです。
Q: つらいことも思い出す必要があるのですか？
—-つらいことをどうやって乗り越えたか？その時の気持ちからどう切り替えていったか？というのを知ることが重要で、採用する側としてはどう乗り越えたか？というのをすごく見るから大事だよと先生に言われました。
私はいつも周りの環境により乗り越えることができ、周りの方のアドバイスなどで乗り越えることが多かったです。
Q: 就職活動はいつからスタートされましたか？
—-１年生の１２月から始めました。航空業界での募集が全くないという状況下だったので、ホテルなどを受けました。でも２次面接で第一希望ではないことを採用担当者に見透かされてしまい、見事に落ちてしまいました。でもそこでのスタッフの方たちの笑顔がすばらしく、次の採用面接ではこのような笑顔を心掛けようと自分に取り入れました。
Q: 面接はどんな感じでしたか？
—-部屋に入る前は、緊張してどうしよう・・・どうしよう・・・と不安でいっぱいでしたが、部屋の前に立った瞬間に「あ、いける！」と自分を信じることができ、全力を発揮できました。
重役３名の男性の方が面接官で本社にて行われ、感染症対策のためマスク着用でした。
一人20分の面接で
・家族はこの仕事に賛成していますか？
・大阪にいるが東京で働くことについて不安はないですか？
・学校の授業でグランドハンドリングの実習はどういう内容を学んでどこまで知識をつけていますか？
・アルバイト経験はありますか？
などを聞かれました。
最後に聞きたいことはありますか？といわれたので、
この仕事のやりがいは何ですか？
またこの会社に入ってご自身がよかったと思うことはどんなことですか？と伺いました。
JALの制服を着てJALの便を担当するので、スタッフそれぞれが仕事に誇りを持っていて、またそういう意識の高い仲間が集まっているから自分も頑張ろうと思ったとおっしゃっていました。
Q: 就活に向けて努力したことはありますか？
—-業界について勉強ができるというのが嬉しくて、入学してすぐにTOEIC・自己分析・企業研究は自分で進めていました。
元キャビンアテンダントの先生などはどこの学校でも多いと思うのですが、JSHでは現役の方でさらに人事の方から教われるというのが毎回楽しくてとても嬉しかったです。授業後も積極的に先生に質問しに行ったりしました。
Q: 後輩に向けてのアドバイスがあれば教えてください。
—学校選びをするときは、自分自身にあった学校を選ぶことをおすすめします。業界とのつながりなどがあればあるほどいいです。
専門学校だと基礎知識や実践授業があり、現場に強く即戦力になると思います。早期入社になる可能性も高いので専門的なことを学んでいる専門学校が有利だと思います。ただ、今のこの状況下ではそもそも飛行する便が少ないため、採用もほぼありません。大学生も入社してから学ぶ時間がたっぷりあるので、じっくり大学で学びコロナが収束するのを待ってから就職活動をしてもいいのでは？とも思います。
授業の様子
私は早くエアラインの仕事に触れたかったので、最初から２年制の専門学校に行く選択肢しかありませんでした。今後の自分の人生設計の中で４年間学校に行くのは長いかなと思ったからです。
私は静岡出身で東京に行く選択肢もありましたが、自分を成長させるために大阪の専門学校を選びました。
その中でもJSHは先生方のサポートがしっかりしていると思い入学を決めました。
少人数で教えていただけるので質問にたくさん答えていただけるので専門学校を選んでよかったです。
特別講義の様子
Q: 意識して始めたことはありますか？
—-航空業界の雑誌エアステージは購読しています。情報がたくさん詰まっているので必須ですね。
英語の勉強はTOEICの点数を上げることを目標に、おすすめの参考書や勉強法を先生に聞いていろんな方法を試して自分に合った勉強法を見つけて70点アップすることができました。なかでもリスニングが得意です。
Q: リスニングが得意ということは・・・中高で音楽をやっていましたか？
—-吹奏楽部でホルンを担当していました。
Q: 寮生活はいかがでしたか？
—-お友達ができます！寮長さんがとても優しくて、新入生のガイダンスで全員をペアにしてお友達作りをしてくれたのでまずはそこから仲の良い子ができました。つらいことがあっても寮生と一緒に話したり、ごはんを食べたりして乗り越えたこともあります。一緒にドライブに行って遊んだりと、とっても仲良しです。
Q: 寮のお気に入りポイントは？
—-ごはんがおいしいことです。今はコロナの関係でできないですが、寮生委員が歓迎会とかクリスマス会とかイベントをやろう！と率先して企画してくれたり、寮長さんもイベントごとが好きな方なので一緒にやりましょう！と言ってくださったりします。江坂寮なので朝の御堂筋線は混雑して少しつらいですが、心斎橋とか梅田とか行くことができるので便利です。
Q: 卒業までにやっておきたいことは？
—-卒業したら離れ離れになるので、寮の友達といっぱい思い出を作ろうと思っています！あとはエアラインの勉強もそうですが、資格を取りたくて・・・赤十字の救急員や秘書検定、TOEICのスコアアップも目指そうと思っています。
Q: 就職後の目標は？
—-グランドハンドリングの企業様なのですが笑顔を大切にする企業様で、本当にお客様のことを考えています。一生懸命になったら私は真顔になってしまうので、そうではなく視野を広く持ち周りに気遣いができる人になりたいと思います。
ありがとうございました！
地元を離れて大阪での一人暮らしはさみしい思いをすることもあります。そんな時にクラスメイトはもちろん、寮生の仲間が大きな支えだったようですね。
エアライン業界は現在採用も数少なく、その中での就職活動は本当に大変だったと思います。でもたくさん悩んで挑戦して夢をかなえることができました
自分の芯をしっかりともって話す姿は凛としていて、こんな方が航空業界に携わってくれるのかと思うととても安心できます
卒業までスキルアップもしながら、たくさんの思い出をつくって、これからも頑張ってくださいね！！
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