ウェディング業界のお仕事

本物のブライダルプランナー求人を研究!見えてくる必要スキルと待遇事情

将来はブライダルの仕事をしたい!と考えている人にとっての「将来」は、意外にそれほど遠い未来ではありません。18 歳でブライダルの専門学校に入って、卒業後の進路としてブライダル関連の会社に就職したとしたら、実はほんの数年先の出来事です。

そこで、意外に近い「将来」のことを考えて、ブライダル関連職の求人事情がどんな感じなのかをご紹介したいと思います。ブライダル関連職の中でも特に人気のブライダルプランナーにはどんな求人があるの?どんな会社が求人を出しているの?職業しての魅力は?・・・などなど、こうしたブライダルプランナーに関する生々しいお話です。

ブライダル業界に就職するには、何よりも即戦力となるスキルとホスピタリティを身に付けることが大切です。

ブライダルプランナーを募集しているのは、こんな会社

ブライダルプランナー求人

ブライダルプランナーや、それに関連する求人事情を見ていると、まず目につくのがブライダル関連を専門とする会社です。総合的なブライダル企業として有名な「ワタベウェディング」という会社がありますが、こうしたブライダル関連を専門としている企業からの求人には、ブライダルを仕事にしたいと思う人にとって理想的な職場と仕事内容が並んでいます。

その他には、ドレスショップやフラワーショップなど、ブライダル関連の周辺にあるような業種からもブライダルプランナーの求人が出ています。求人サイトでは「ブライダルプランナー」だけでなく「ブライダルコーディネーター」「ウェディングプランナー」など呼び方はさまざまですが、いずれもブライダル関連の職種で意味合いは同じです。

その他に多くの求人の中で目立つのは人材派遣会社からの求人です。人材派遣会社からブライダル企業などに人材を派遣するという形のニーズも少なからずあるので、特定の 1 社に絞らず色々な会社でブライダルの仕事をしたいと思う人には人材派遣というルートもあります。

「思い出を形にする」という仕事内容

ブライダルプランナー求人

ブライダル関連の求人は数も多く、実に色々な会社が人材を求めていることが分かります。たくさんある中でおおむね共通しているのが「一生の思い出を演出」「思い出を形に」といった思い出づくりに関するキーワードです。やはりブライダルというのは人生の中でも大きなイベントなので、そのイベントに関わる仕事を通じて思い出を演出する楽しさがある仕事であることを求人各社はアピールしています。

そもそもブライダルプランナーを目指したい!と思う人には共通して、思い出づくりのお手伝いをしたいという思いがどこかにあるはずです。一生の思い出という大事な場面に関わって、結婚をした本人たちにとっても忘れられない思い出の一部になるのですから、サービス精神が旺盛な人にとっては天職とも言えるでしょう。

気になる収入は?待遇は?

実際にブライダル関連企業から出されている求人の年収例や待遇を見てみると、20 代で勤続年数が 4 ~ 5 年くらいの人で 400 万円弱、さらにキャリアを積んで 30 歳(勤続年数 7 ~ 8 年)の人になると 400 万円台の後半という数字が多く見られます。 多数の拠点を持っている大手の場合は店長など拠点を任させるようなポストに人になると若い人でも年収が 500 万円を超える事例もあるようで、ブライダルプランナーは努力次第で収入をアップさせることができる職業だと考えられます。

ただし、こうした収入の事例というのは基本給だけでなくインセンティブといって成果に応じた報酬が加算されていることが多いと思います。結婚式の成約数によってインセンティブを出している企業は結構あるので、営業力やプレゼンテーション能力に長けている人はどんどん収入をアップさせられる可能性も高くなります。

収入の次に気になる、休日はどうでしょうか。皆さんご存じの通り、結婚式の大半はいわゆる休日に行われます。そうでないと出席できる人がグンと少なくなってしまうので、ほとんどの場合は大安の日曜日などに結婚式が集中します。そのため休日はどうしても平日メインになりますが、大安のように結婚式が集中する日でなければ週末であってもそれほど忙しいという感じにはならないかも知れません。

土日祝に忙しくなる職業なので、ほとんどのブライダルプランナーは交替で月に 8 ~ 10 日程度の休日を取っています。もちろんその他にもお盆や年末年始などの休暇もちゃんとあります。こうした休暇のシーズンに結婚式をする人は少ないので、むしろこうした休暇は取りやすいと言っても良いでしょう。

仕事でリゾート地に行ける役得も?!

ブライダルプランナーの「役得」は色々とありますが、その中でも「仕事でリゾート地に行ける」というのはオイシイのではないでしょうか。リゾ婚という言葉も登場しているほどリゾート地で結婚式をしたいと思う新婚カップルは多く、そんなカップルのお世話をするブライダルプランナーは仕事でそのリゾート地に行くことができてしまいます。行き先もハワイや沖縄など南国が多いので、そんな役得に恵まれているのもブライダルプランナーのメリットですね。