Special

School 業界スペシャルインタビュー

日本のおもてなしを、 一瞬の心遣いが、お客さまにとって 一生の思い出になる。
その一瞬を大切に、 笑顔を絶やさないようにしています。

member
日本航空株式会社
客室本部 第2客室乗員部第3客室乗員室
リードキャビンアテンダント
秋永 七穂さん

実家が成田空港近くにあり身近な存在であったエアライン業界。いつしか客室乗務員という仕事に憧れ就職活動の際に本格的にその道を目指し、見事第一志望のJALに入社。
現在は、語学や読書に励み日々スキルアップを目指しながら、広報担当や新人教育のファシリテーターを経て、現在は、国際線・国内線に乗務している。

日本航空株式会社

日本が誇る、世界を代表するエアライン。『世界で一番お客さまに選ばれ、愛される航空会社』を目指し、国際線689路線、国内線145路線を運航、日本で最も長い国内線と国際線の歴史を持つ。
イギリスのスカイトラックスによる航空会社の格付けで、実質最高評価の「ザ・ワールド・ファイブ・スター・エアラインズ(The World’s 5-Star Airlines)」の認定を取得。

新しいユニフォームを身に纏い、輝く笑顔と心遣い、しなやかな心の強さを持つ秋永さんは、まさに誰もが憧れる客室乗務員。
また、客室乗務員の方々が在籍するオフィスは圧巻の光景。華やかでいてあたたかく出迎えてくださり一瞬で心を奪われてしまう。

沢山のお客さまと出会え、心を通わせ喜んで頂けることが客室乗務員の醍醐味であり、「少しの心遣いや一瞬のおもてなしが、お客さまにとっては一生の思い出となる。」
その想いを胸に、お客さまに寄り添いながら快適な空の旅を支えているプロフェッショナル、秋永さんに5つの秘訣を伺った。

Spirit 1

海外のお客さまをおもてなしする上で大切にしていることは、日本らしいおもてなしを心がけながら、各国の文化・習慣を尊重することです。
例えば、日本では可愛いと思い子どもの頭を撫でることがありますが、タイではその行為は良くないとされています。日本で通用する常識も海外ではそうでないことも。

Spirit 2

このお仕事をしていて大変なのは時差。深夜に出発する便だと現地に着いたら本当は眠りたいところですが、復路の乗務に合わせて体調を整えるため、現地の時間に合わせてずっと起きています。
体力勝負のお仕事でもあるので、よく食べてよく寝ることも大切です。

Spirit 3

このお仕事の醍醐味はたくさんのお客さまとお会いできること。往復で最大1,000名の方とお会いする事も。全員とお話することはできませんが、一人一人のお客さまに寄り添いたいと思っています。
お飲みもの1杯のサービスが唯一の接点になることもあるので、その一瞬を大切に、笑顔を絶やさないようにしています。

Spirit 4

緊急事態が発生した時に私たちが慌ててしまってはいけません。どんな時も冷静に行動できるよう訓練をしっかり受けています。
入社当初は機体が揺れると少し怖いなと思ったり気分が悪くなることもありましたが、経験を積むと慣れてきますし、気流の変化による揺れは飛行に支障はないものですから心配はいりません。

Spirit 5

客室乗務員に向いているのは、素直でピュアな方だと思います。お客さまから理不尽なご指摘をされても一度受け入れて真摯に対応できる人。不快な思いをされているのは事実ですから、まずはそれに対するお詫びをします。
素直さと芯の強さを持っている人は対応力も柔軟だと思います。