ホテルのお仕事

バーテンダー

内容をまとめてCHECK

  • バーテンダーとは

    お酒を通してお客様に楽しい時間を提供する職業。

  • バーテンダーの主な仕事内容

    カクテル作りと接客でお客様をおもてなしする。

  • バーテンダーになるには

    お酒やカクテルに関する知識と技術、接客スキルが必要。

バーテンダーとは

お酒を通してお客様に楽しい時間を提供する職業。

バーテンダーとは、バーやホテルのラウンジ、レストランなどで、カクテルを作ったり飲み物を提供したりする職業です。カクテルは、ベースとなるお酒に別のお酒やソーダ水、ジュース、果汁、シロップなどを加えて作るドリンクのことです。お客様にお酒を楽しみながら心地いい時間を過ごしてもらうために、カウンター越しにお客様とコミュニケーションをとることも大切です。男性のイメージが強いですが、女性も活躍している職業です。

バーテンダーの主な仕事内容

カクテル作りと接客でお客様をおもてなしする。

バーテンダーの仕事は、カクテル作りと接客がメインです。注文や好みを聞き、お客様に合わせた距離感でコミュニケーションをとり、心地いい時間と空間を提供します。接客以外にも各種店舗業務を行い、お店の営業や運営に関わります。

カクテル作り・飲食物の提供

カクテルの種類は数千種類あると言われています。ショートカクテル・ロングカクテルに大きく分けられ、カクテルに合わせてステア・ビルド・シェイク・ブレンドと呼ばれる技法で作ります。お店のメニューとして提供しているカクテルはもちろん、お客様の希望に沿ったその他のカクテルやオリジナルカクテルも作ります。カクテル以外の飲み物や簡単な料理も提供します。

接客サービス

お客様が静かに飲みたいか、バーテンダーとの会話も楽しみたいと思っているかどうかなど、お客様の表情や態度を観察して、お客様に合わせた接客を行います。全てのお客様と会話をしなければいけないということはありませんが、カクテルの味の好みやアレルギー情報を知るために適度なコミュニケーションは大切です。

店舗業務

お酒を作って提供するだけでなく、お酒や備品の仕入れや在庫管理、買い出し、フルーツなどのカッティング、道具の準備、店内の清掃、予約管理、会計など、開店準備から閉店後まで店舗運営に関わるさまざまな業務を行うこともあります。お店によってはスタッフの採用や育成、シフト管理なども担当することもあります。

バーテンダーになるには

お酒に関する知識や技術、接客スキルが必要。

バーテンダーになるには、バーやホテルのラウンジ、レストランなどに就職することが一般的です。お店によっては未経験でも可能ですが、業務外でお酒やカクテルついての勉強やトレーニングが必要になります。ホテルやホスピタリティについて学べる専門学校では、接客の知識や技術を広く学ぶことができ、キャリアに役立つでしょう。バーテンダーの養成スクールや通信講座などでも専門的な知識やスキルを身につけることができます。

必要なスキルや知識

お酒に関する知識

お客様の好みのお酒やカクテルを提供するために、さまざまなお酒の種類や味を理解しておく必要があります。カクテルの場合、メニューに載る代表的なレシピ以外にも、お客様の気分や味のイメージで独自のカクテルを作ることがあります。それぞれのお酒を混ぜるとどのような味になるのか、配合や分量を変えるとどうなるかなども知らなければなりません。

カクテルを作る技術

同じ材料でも技法が変わるとカクテルの見た目や味わいが変わるほど技法は重要となるので、ステア・ビルド・シェイク・ブレンドなどの技法の特性を理解し習得する必要があります。目の前でバーテンダーがお酒を作るのを見ることもバーに来るお客様の楽しみの一つで、手際の良さや美しい所作も重要です。曲芸のようにパフォーマンスしてカクテルを作るフレアバーテンディングという技術もあります。

接客スキル

バーテンダーはお客様の様子や言動を察知して、一人で静かに飲みたい方や会話を楽しみたい方などを見極め、お客様の希望するお酒と居心地の良い空間を提供します。お客様が求める距離感で適切な対応をとることが重要です。正しいマナーや外国語も身につけておくと、さまざまな職業や国籍のお客様へ質の高い対応ができます。

バーテンダーの資格・試験情報

資格の有無を問わず、お酒に関する知識やスキルを磨き続けることが大事。

バーテンダーになるために特定の資格は必要ありません。日本バーテンダー協会(NBA)が主催する呼称技能認定試験や、各スクールを修了して得られる認定証が、知識やスキルの証明に役立つことがあります。資格の有無を問わず、常に知識やスキルを磨き続けることが必要です。

バーテンダーのやりがい

お客様がお酒やお店を気に入ってくれることが喜びになる。

バーテンダーは、お客様の「美味しい」の言葉が励みになります。特に既存のメニューではなく、お客様の好みを聞いてイメージを膨らませて作るオリジナルカクテルを気に入ってもらえた時は、自分自身のヒアリング力や技術への自信に繋がるでしょう。お客様が行きつけの店としてリピーターになってくれることも喜びになります。普段なかなか出会うことのない、さまざまな年齢、職業、国籍の人とコミュニケーションを取ったり、長いお付き合いができたりすることも貴重な経験となるでしょう。

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